スティーブンノル カラークチュール
プロのカラーリスト監修の色設計。カラーキープ処方による深い発色で、ムラなくツヤやかに染め上げる、美しい髪色をキープ。ダメージ・刺激臭の気にならない処方でオートクチュールな髪色へ。
価格(参考価格) | 1,400円 |
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容量 | 1剤60g2剤60g |
薬液タイプ | クリーム(リキッドもあり) |
香り | 明記なし(刺激ニオイ小のカラー剤の香り:美容師パパ談) |
容器 | トレー型 |
付属品 | 手袋(ぶかぶかしっとり)アフターカラーシャンプー 15mlアフターカラートリートメント 15g ケープ |
発売日 | 2019/2/16 |
化粧品で有名なコーセー「雪肌精」やエスプリーク、ヴィセ、アディクションなども。
(製品にはコーセーという会社名は出ませんが、ジルスチュアートもコスメ・香水のライセンスはコーセー)
スティーブンノルは「NYにサロンを構え、美容の最前線に立つトップヘアスタイリスト スティーブン・ノルの発想と化粧品で培われたコーセーならではの研究開発力で健康で美しい髪へ導くヘアケアブランド」
ヘアカラーのコンセプトは「10センチの距離でも色ムラに気づかれない自宅カラー」
パッケージの形は、縦長のあまりみない形。
セロテープがしっかり止めてあるので大苦戦!! 梱包がしっかりしているのはありがたいのですが!
中身は1・2剤のクリームとアフターカラーシャンプー&トリートメント
ブラシを合体しようとすると・・・・・・・入らず!
カチッとするのに、ちょっと力が必要かも。
手袋はやっぱり「ぶかぶか手袋」ややしっとり系。
そして、コレはなんだろう??と。
開けてみると。。。「使い捨てケープ」でした!
他にケープが付属しているのは「ロレアルパリ」ブランドぐらい。
ロレアルパリエクセランスは「ピンク」パリクチュールは「ブラック」
今回のスティーブンノルは「ホワイト」です。
8明るい 〜765〜 4暗い
1・2剤で120gは少し多め。
「一箱で、セミロングぐらいの長さまで染めることができます。」
と書いてありますが、もちろん毛量によりけりです。
ニオイはかなり刺激と香りを抑えているように感じます。
(香りの説明がないのもカラーリスト思考なのかも。。。)
よくあるカラー剤の香りです。
ブラシはカチャッと合体したあとは普通に使えます。使いごこちも普通です。
スティーブンノル カラークチュール クリームヘアカラー 8BE ピュアベージュブラウン
(白髪)
(黒髪+白髪10%)
明るいやわらかな印象のベージュブラウンに染まる白髪染めです。
ウエラトーン7CBと同じぐらいの明るさですが、ベージュと言っても若干グレイ・パープルより
黄みを感じるというよりは「ベージュ風ブラウン」のニュアンスが強い色味です。
スティーブンノルでは一番明るい色・番号ですが、
ベージュと言うよりは
しっかり白髪が染まる範囲で、できるだけ明るくきれいなブラウンにしたいときに。
スティーブンノル カラークチュール クリームヘアカラー 7A ライトアイスブラウン
(白髪)
(黒髪+白髪10%)
暗めのアッシュに染まる白髪染めです。
「やや明るいクールな印象のアイスブラウン」と書いてありますが、白髪少なめの人は注意!
白髪をベースにアッシュブラウンを表現しているため、ブローネ香りと艶カラー4aアッシュブラウンと同じ傾向(7Aでも地毛ぐらいの明るさ)に感じます。(よほど明るくなりやすい髪質の人は6番もあり)
白髪が少ない場合は、染める前よりも暗めに感じる場合があります。
スティーブンノルは特に、寒色系が他の色味よりも暗く感じやすいと思います。
同じスティーブンノルでもブラウンやベージュブラウンの7番から変更するときは注意してください。
スティーブンノル カラークチュール クリームヘアカラー 6M マロンブラウン
(白髪)
(黒髪+白髪10%)
エレガントな印象のマロンブラウンに染まる白髪染めです。
マロンと言っても
栗の中身のアッシュ・マット系っぽい色ではなく、栗の殻のレッドブラウンをイメージしてください。
他の色味の6番と比べると白髪にはかなり明るめの発色に感じますが、黒髪と白髪が馴染みやすい色味です。
白髪が少ない人には、暗めでもレッド系の艶とニュアンスを感じさせてくれます。
白髪が多い人には、パッケージモデルさんの色イメージで使用してみてください。
イメージより明るく感じやすいかもしれません。
市販の白髪染め「スティーブンノルカラークチュール」を比較するポイント
マロンブラウン・ブラウン・イエローブラウン・ベージュブラウン・アイスブラウン・ナチュラルブラウンの6系統構成です。
カラーリスト監修の色設計。深い発色で、ムラなくツヤやかに染め上げるクリームタイプのヘアカラーです。
特徴は「ムラのない発色」と「色設計」
(だいたいパッケージに書いてあることは「キャッチフレーズ」で、そこまで実感しないものですが!今回は違います)
パッケージって色を見せたいときには「背景は白」が多いと思います。
スティーブンノルはすべて背景は黒!
アジア人向けのムラのない深い発色を意識したイメージの黒かと!!
実際に商品を手に取り、パッケージモデルさんの髪色をみると「白髪の多い人・少ない人どちらも仕上がりイメージ」しやすいです。
(モデルさんは全頭白髪の場合の色ですが、肉眼では黒髪と混ざったイメージに近く感じると思います、おためしを!)
色味にすべて「ブラウン」が入っていることはムラ防止のポイントになります。
(ウエラ2+1もネーミングがすべて+ブラウンタイプ))
ブラウンが加わることで、暗く感じやすく、色の発色も弱くなりがちですが、「深い発色」としてアジア人の髪質を考えた色味の計算がされていると感じます。
カラーリスト設計って言われても、美容師からすると「普通のカラー剤構成」に感じることが多いものですが、
スティーブンノルのレッド系6番は他と比べ白髪にはかなり明るめの発色ですが、黒髪とのなじみを計算した全体の仕上がりイメージでカラーチャートが構成されています。
つまり
アジア人の髪質(赤みが出やすい)を考えた上で深い発色を感じさせやすく設計されていますね!
反面
アッシュ系は、白髪が少ない場合は特に暗めに感じやすいですが。。。
さらに
クリームタイプと液状タイプが同じ色数ではありません!
(だいたい同じ色味で、形状で塗りやすさを替えているだけの場合が多いのですが、、、)
5Y6Y、7B、8BEはありません。
クリームタイプ=リタッチ、全体染め=リキッド、乳液で考えた場合
(5Y6Yでは深く染めるイエロー系全体染めのニーズがはっきりせず、7Bの赤み、8BEの明るさ)
つまり
深い発色で艶を維持させるために色味を限定した継続利用が考えられているかと想像します。
”全体染めは深い染まりのためにリキッドタイプから選んでね!”って感じです。
手触りの向上、アフターカラーシャンプー、トリートメントでの色落ち防止(ダメージも軽減)効果も実感できると思います。
- 黒髪アジア人も連想できるパッケージイメージ
- ムラに感じにくいブラウン味の色構成
- 手触りのよさ
(白髪少なめの人にはレッド系、白髪多めの人にはアッシュ系が向いています)
特に秋冬シーズンに喜ばれる、白髪染めニーズを抑えた失敗の少ないカラーかと思います。
ヘアカラーコンセプトは「10センチの距離でも色ムラに気づかれない自宅カラー」
しかし
色ムラがでた! or 暗く染まりすぎた! と当然気づかれます。
暗めに染まるということは「伸びた白髪がより目立つ」ということ。
セルフカラーで継続して全体染めを繰り返すにはパワーが強すぎる心配も残ります。
暗めの色味はダメージを感じにくいのですが、全体染めを継続すると「人形の髪」のように黒くてバサバサになりませんようご注意を!
美容師パパ(セルフヘアカラーリスト)
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